2014年12月31日水曜日

Windows 8.1 でウインドウ背景色を設定するツールを作ったので、公開しておきます。詳しくはアーカイブ内の readme を参照してください。ソースも入っています。

KeepWindowColor.zip

2012年3月20日火曜日

プチ食洗レポート4 失敗例編

食器洗い乾燥機NP-TCR1-CKのモニターレポートです。

問題なく使えてます、便利です♪というだけだとステマくさいので(笑)
ダメな例を挙げてみます。

ご飯粒


炊飯器のしゃもじ、この状態で洗ってみると



ご飯粒が先端にくっついて洗い上がります。



とは言っても水で流せばすぐ取れます。落ちなかったのではなくて、水流で流れてるうちにしゃもじのぶつぶつに引っかかるのでしょう。

このとき、残菜フィルタはご飯粒がたまります。





しゃもじはご飯粒が乾いてくっついてる状態で洗っているので、洗浄能力はまったく問題ないのですが、ひと手間かかるのでちょっと気になるところではあります。

油汚れ


分かりにくいですが右側に曇りが残ってます。たまにこうなってることがあるけれど、条件が分かりません。汚れのわりに洗剤が足りないのか、たまたま食器が重なってしまって水流が届かなかったか。割合としては1ヶ月に一度もないのですが。

高温注意


エスプレッソ&コーヒーマシン NC-BV321-CK のエスプレッソホルダーを丸洗いしたら、金属部が変色してしまいました。



調べてみたら、取説に(ホルダー以外も含め)食洗機禁止と書いてありました。熱湯が流れるものだから耐熱は問題なさそうなんですが。ちゃんと読まないといけませんね。

2012年3月1日木曜日

プチ食洗レポート3 ランニングコスト編


食器洗い乾燥機 NP-TCR1-CKのモニターレポートです。

付属してたお試し洗剤はまだ残ってるのだけど、そろそろ終わりが見えてきたので市販品を購入。


エステー FRESH-UP パウダーパウチ 600g

近くのオーケーで278円(+消費税)でした。ネット価格は400円台~なので、オーケー安すぎです。

とりあえずこのオーケーの価格で計算します。1回あたりの洗剤使用量は4gなので、
278 * 1.05 / (600 / 4) = 1.95
およそ2円。

隣にあるのは
エステー FRESH-UP 庫内クリーナー

こちらは248円(+消費税)でした。月に1度の使用を推奨で2回分です。

そして電気代。

カタログスペックでは約600Whとのこと。現在の東京電力の1kWh単価は17~24円なので、最も高い第3段階として計算してみると、
0.6 * 24 = 14.4
1回あたり14円ってところ。

ちなみに、洗浄のみで乾燥運転なしにもできるので、その方がエコだろうと思って調べてみました。乾燥機能なしの下位機種と比較してみると、560Whと、40Whしか違いません。乾燥は大して電気を使わないようです。

ということで、1回あたり合計16円。今の自分の使い方では
  • 帰宅直後に弁当箱+α
  • 夕食後の食器と調理器具

1日2回なので、
2 * 30 * 16 = 960
月に1000円ぐらい。得られたメリットを考えたら、安いものです。

2012年2月16日木曜日

プチ食洗レポート2 実践編

食器洗い乾燥機 NP-TCR1-CK のモニターレポートです。

こんなところ読むより 家電Watchのレビュー 見たらすべて分かりますよ、とか言ってしまうとなにも書けないので、自分なりにまとめていきます(笑)

とりあえず10日ほど使ってみた感想を。

ちょうどタイミングよく、朝日新聞にこんな記事が掲載されました。
食洗機、意外な不人気〈ニュース圏外〉

記事にもあるように、皿は汚れた方向を考えて並べないといけません。そしてぴったりくっつけてしまうと水流が入り込めないので、洗えないわけです。

説明書にある、食器の入れ方のページ。


でも逆に言えば、それだけ気をつければあとは全自動です。

食器を入れた例1。

弁当箱は THERMOS ステンレスランチジャー JBE-1600F です。容器が4つもあるので手洗いはやりたくないところで、食洗機向けかもしれません。

例2。


食器だけなら2人分くらいはいけますが、ちょっと調理器具を放り込むとすぐいっぱいです。小鍋なら入らないこともないけれど、それだけになってしまうので、実質的にはお皿専用でしょうか。

格納量が少なめのため、毎回パズルしている気分になります(笑)

時間はけっこうかかります。洗浄だけで1時間、乾燥もさせると+30分。なのですぐに次使いたい場合は手洗いするしかなさそうです。

ビールが美味しく飲める というので、手洗いのグラスと比較してみました。



グラスがほぼおろしたてで、それほど手洗いをしていなかったからなのか、違いは分かりませんでした。残念。しばらく使い込んでから再挑戦してみます。

2012年2月7日火曜日

プチ食洗レポート1 設置編

コンピュータとはなんの関係もありませんが、パナソニックさんの「プチ食洗 100名実感モニター大募集キャンペーン」に当選させていただいたので、しばらく食器洗い乾燥機 NP-TCR1-CKのモニターレポートを書き連ねていきます。

外箱。



比較写真。
Before


After


部屋の間取りは2DK、キッチンは一人暮らしとしては広い方でしょうか。それでもご覧の通り、調理台がほぼ埋まってしまいます。対策として、キッチンワゴンを買いました。

プチでこうなので、通常サイズの食洗機はけっこう広い家でないと難しいと思います。イマドキの物件だとキッチンは広くなっているんでしょうか。

サイズ470×300×460mmはどれくらいかというと。奥行きは1リットル牛乳パックぐらい。




上に排気ダクトがあるので、なにかを積み重ねることはできませんでした。



付属のお試し用洗剤。



食洗機は専用の洗剤が必要だそうで、本体前面にもでかでかと警告があります。



分岐水栓。水でもお湯でもいいんだそうで。



給水されたものをヒーターで加熱して使うので、お湯からだと電気代は下がってガス代がかかるわけです。昨今の電力需給を考えたら、どちらを選ぶかは自明でした。給湯器は切っておけば水になるから(選択できる)、というのもあります。

オール電化の場合はどうなんでしょうね。エコキュートはヒーターより効率がいいでしょうから、その場合でもお湯側に接続が良さそうに思えますが。

ちなみに、給湯器は60℃以下とのこと。

消費電力。

取扱説明書p.18より。
洗浄モーター:50Hz 65W/60Hz 85W
ヒーター:600W
最大消費電力は単純に足した値でした。

分岐ブレーカーが同一の系統で派手に使わなければ、それほど問題にはならなそうです。

2011年12月30日金曜日

mod_spnego を使った Apache サーバでの Windows ドメイン統合認証

とりあえず動かせたので、結果を記しておく。


環境

  • Windows Server 2003 SP2
  • CentOS 6.2 (Apache 2.2.15)
  • mod_spnego 0.2.0

ドメイン側準備


マッピング用ユーザーアカウントを作る。

ドメインコントローラで keytab ファイルを作る。ktpass コマンドはサポートツールに入っている。Windows Server 2003 では SP2 のでないと不具合があるらしいことに注意。パスワードはこのあとどこにも入力しないので、自動でランダム生成させる。

> ktpass -princ HTTP/servername.example.com@EXAMPLE.COM -mapuser EXAMPLE\username -ptype KRB5_NT_PRINCIPAL -out http.keytab +rndPass

インストール


Apache はインストール・設定済みとする。ビルドに必要なパッケージをインストール。

# yum install httpd-devel gcc krb5-devel

モジュールのインストール。

# cd /var/tmp
# tar zxvf /path/to/mod_spnego-0.2.0.tar.gz
# cd mod_spnego-0.2.0
# apxs -c -i -DHAVE_SPNEGO -lgssapi_krb5 mod_spnego.c


keytab ファイルを保護する。/etc/httpd/ に配置しておく。

# chown apache.apache /etc/httpd/http.keytab
# chmod 400 /etc/httpd/http.keytab


設定


/etc/krb5.conf は実際に運用するドメイン名に合わせて変更する。

ドキュメントルートの spnego ディレクトリ以下を制限する例。

/etc/httpd/conf.d/spnego.conf
LoadModule spnego_module modules/mod_spnego.so
Krb5AuthEachReq Off
<Location "/spnego">
 AuthType SPNEGO
 Krb5ServiceName HTTP/servername.example.com
 Krb5KeyTabFile /etc/httpd/http.keytab
 Require valid-user
</Location>

 

テスト


# yum intall krb5-workstation
# kinit -k -t /etc/httpd/http.keytab HTTP/servername.example.com



何も出てこなければ OK。

備考


認証ユーザー名は環境変数の REMOTE_USER に「username@EXAMPLE.COM」の形式で入ってくる。

サーバの時刻が正しくないと認証に失敗する(はず)。

keytab で mapuser したアカウントのパスワードを、Active Directory ユーザーとコンピュータの管理ツールでリセットすると、認証できなくなる。

keytab を作り直したら、Windows クライアントでは klist purge する。古いチケットをキャッシュしているため。

アカウントに keytab は一つしかマップできなくて、別のプリンシパルを同じアカウントにマップすると、前のが使えなくなる。またプリンシパルはホスト名を含むので、keytab を共有することはできない。なのでホストごとにドメインにダミーアカウントを作る必要がある。

Internet Explorer 以外のブラウザ

Google Chrome設定不要。
Firefoxaboug:config で network.negotiate-auth.trusted-uris にホスト名もしくは「http://」を指定。
Opera非対応。

参考にしたもの

Apache Kerberos/SPNEGO module | Free software downloads at SourceForge.net
アーカイブ内の readme.txt
Active Directoryと apacheで 統合Windows認証 - あぁ そうだった

2011年12月24日土曜日

AnkhSVN と TortoiseSVN と PuTTY でいろいろハマったお話

  • サーバとクライアントのバージョンは揃えた方がいい。
  • PuTTY 0.61 の Pageant は 0.60 までとの互換性がない。
環境
  • SVN リポジトリは svn+ssh でサーバに接続。
  • SSH 認証は公開鍵パスフレーズで、Pageant 利用。
以下時系列順で。

Visual Studio 2008 + AnkhSVN 2.3.10509 で SVN サーバに Add Solution to Subversion しようとしたら、「指定されたパスのフォーマットはサポートされていません」と出てきた。 例外は System.NotSupportedException だけど、内部のことなのでよく分からず。

これは AnkhSvn 2.1.10129 に落としたら解決。使ってる SVN サーバが 1.6 だから?

ワーキングコピーは 1.7 になっているので、チェックアウトし直すことに。TortoiseSVN も 1.7.1 を消して 1.6.16 で入れ直し。

ここで TortoiseSVN と AnkhSVN がリポジトリに繋がらなくなる。メッセージは
Disconnected: No supported authentication methods available
TortoisePlink.exe を直接叩いても変わらずだけど、Tera Term からの SSH 接続では問題なし。

WinSCP 4.3.5 に付属の pageant.exe を使っていたのだけど、これは PuTTY 0.61 のもの。Change Log を見ると、0.62 で
Bug fix: Pageant now talks to both new-style clients (0.61 and above) and old-style (0.60 and below).
Tera Term 4.71 の TTSSH が使ってる PuTTY ライブラリは 0.61 なので OK だけど、TortoiseSVN 1.6.16 付属の TortoisePlink.exe は 0.60 だったというわけ。

pageant.exe だけ 0.62 を拾ってきて、WinSCP\Putty にあるそれと差し替えて解決。